名古屋けいりん 42#

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中日スポーツコラム

今開催の振り返り 6月14日~16日/楽天・Kドリームス杯(F2)

【A級戦】
優勝:下沖功児(宮崎95期) 今年4回目 通算10回目
次走注目選手:下沖功児、小出慎也

今回のA級戦を総括するなら、機動型の"底力""支配力"が問われたシリーズ!ただこの2つのポイントを両立した機動型は残念ながらシリーズを通じて見当たらなかったというのが正直な印象?!敢えて"支配力"という点に絞ればベテラン・西浦仙哉の元気の良さは光るものがあったと思います?!40代半ばとあってさすがに調子の波はありますが、出番が来れば意を決して仕掛け仕掛ける意欲は健在!決勝戦でも別線がお見合いする中で2つのラインを不発にしており、その存在感はまさに決勝戦の名脇役だったように思います。
その名脇役を捲り去ったのは点数最上位で注目された瀬戸栄作だったのですが、これを目標に差し切った下沖功児が3ヶ月ぶりのVをゲット!下沖自身は今年序盤でV3の勢いがあったものの、3月高松でのV以降は勝ち星からも遠ざかって勢い急降下の近況…それが今回準決勝で久々の勝ち星(中団捲り快勝)を挙げると更に勢いに乗ってのVゴール!前回福井でも久々の決勝進出があり、どうやら上昇気流に乗れたかも?来期はS級返り咲きも控える中、ここで勢いに乗ったのは大きいかも知れませんね(^^)準Vに終わった瀬戸はスピードだけならすでにS級基準ですが"底力"の面では少し課題も?1場所欠場の影響もあったかも知れないので、今後の実戦内容には引き続き注目したいですね(^^)


【チャレンジ戦】
優勝:船瀬惇平(広島111期) 今年4回目 通算8回目
次走注目選手:船瀬惇平、肥後公允、中武克雄

今回3強と目された瀬戸内勢でしたが、決勝戦では船瀬惇平板崎佑矢が腹を割っての別線勝負!結果は赤板から突っ張り先行敢行の板崎の気迫を船瀬が上回っての完勝劇!
結果的に板崎の早仕掛けは少々リスクが高かったかも知れませんが、この両者は過去連携実績も多く(昨年12月の当地では船瀬が逃切りワンツー。直前松阪では板崎が差し切りV!)、その走りをジカで体感している板崎にとって船瀬は簡単に捲れる相手ではないという気持ちも強かったかも知れませんね?!もちろん今回もジカで付ける選択肢もあったはずなのですが、敢えて別線で戦おうとしたのはやはり来期以降の1・2班戦を見据えたところもあるのでは?この6月は期末月来期以降を見据えた競走を考える選手も多いので、こうした時期はこんな妄想を巡らせてレースを見るのも一興だと思いますよ(^^)
勝った船瀬は一旦突っ張られて6番手に置かれる苦しい流れでしたが、そこから巻き返す"底力"は地力上位を示すに十分!一瞬の切れとスピードにまだ課題は残る印象ですが、先行一本のスケールの大きい走りは将来性十分!こちらは昇格後の更なる成長にも期待したいものです(^^)


次回は来月4日からのF2・ガールズ開催!男女ともに新人レーサーのデビュー戦もあり、今後のチャレンジ・ガールズ戦の行方を占う意味でもぜひご期待いただきたいと思いますm(__)m

記事:実況アナ 藤澤宏己
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