名古屋けいりん 42#

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中日スポーツコラム

今開催の振り返り 3月1日~4日/金鯱賞争奪戦・楽天カップ(G3)

【S級戦】
優勝:吉田敏洋(愛知85期) G3は6年ぶり2回目(H24年3月名古屋以来)S級44回目・通算58回目
次走注目選手:山本伸一、八谷誠賢、鈴木謙太郎、小林則之、長尾拳太


3年ぶりの名古屋記念が無事終了しました!ひとまずこの場を借りて皆様に感謝申し上げますm(__)m
今年は5月にもう一度、G3・金鯱賞の開催がありますので、また2か月半後の舞台も楽しんでいただけると幸いです(^^)

さて今回の金鯱賞、2日目までは比較的順当な決着も多かったのですが、3日目が三強の一角・平原康多が敗れるなど二車単万車券が5本・三連単10万超が3本も飛び出す波乱の嵐?!ただこういったケースは節間の流れとしてよくある事で、今回の場合は2日目までの結果で実力と気配のすみ分けが出来て、3日目の各カテゴリー(一般・選抜・特選・準決)の実力差がそれぞれでかなり拮抗していた事が原因ではなかったかと個人的には推測しています(とはいえ三強の一角・平原康多の脱落を予見するのはかなり難しかったとは思いますが…?!)。今回はこうしたシリーズの"流れ"というものには注意が必要だというのを改めて実感させられました!
こうした流れの中で揃った決勝メンバーは中部vs近畿の叩き合い必至、他地区の伏兵陣は位置取りがカギになりそうといった構図!実際にレースもそういった状況になりましたが、勝負のポイントはやはり中部勢の大奮闘?!一旦京都勢に叩かれた高橋和也は3番手で粘り、そこから巻き返した浅井康太も併されながらも2番手に張り付く形!あくまでも流れの中だったとはいえ、それぞれが苦しい態勢の中でも「一車でも前に!」という気持ちを貫いた故に主導権を握った京都ラインの力を削った格好で、その気持ちに応えた吉田敏洋にとっては、6年前とはまた違った感慨を持った優勝になったように思います!もちろん敗れたとはいえ主導権を奪い返した山本伸一のスピードは光りましたし、村上義弘の懸命のガードも見どころがありましたが、今回は中部勢の執念がわずかに上回ったと言えるのではないでしょうか?いずれにせよ中部・近畿の壮絶な凌ぎ合いで見ごたえある決勝戦になったのは間違いありません!準優勝の松浦悠士は準決勝も含めて今回は"勝負勘"が冴えていた印象!逆に3着の菊地圭尚は少し構えて流れを見た分、松浦とは明暗を分けた印象?!この2人は差は展開のアヤといっていいと思います。今回のメンバーでもう一度レースをしても果たして同じ結果になるかどうか?展開の微妙なバランスが勝敗を分けた好勝負だったと思います(^^)

これで今年度の名古屋競輪本場開催は全て終了!また少し間隔が開きますが、新年度開催は4月10日からのF1戦でスタート!新年度の名古屋競輪にも引き続きご期待下さいm(__)m
記事:実況アナ 藤澤宏己
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