名古屋けいりん 42#

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中日スポーツコラム

今開催の振り返り 1月22日~24日/中京スポーツ杯(F1)

【S級戦】
優勝:永井清史(岐阜88期) 今年2回目・通算33回目(S級20回目)
次走注目選手:伊藤成紀、永井清史、黒川茂高

今回のS級戦は特選組の優出がわずか2人でやや波乱ムードの決勝メンバーでしたが、優勝を決めたのは予選スタートとはいえ今年すでにV実績があった永井清史!後続の落車で展開のアヤもあったとはいえ前に前に攻めた事で流れを掴んだのは十分評価できるもので、岸和田新春シリーズに続いての好結果は本人に大きな手応えに繋がりそうです(^^)
ちなみに永井の予選・準決勝の走破ラップを見ると特徴的なところが浮き彫りになります!
・予選(赤板先行2着)J周回27.8-HB間12.2-上がり12.0
・準決勝(J押さえ先行快勝)J周回29.7-HB間12.0-上がり12.0
いわゆる絶妙な平均ペースで駆けており、こういうペースの上下が少ない先行は捲る選手にとっては得てして捲りにくいもの!これこそがスピードの持続力に優る永井の持ち味で、今回は風と低温の影響でスピードが抑えられた事で捲る選手にとって切れ味が削がれるコンディションになっていたのも永井選手にとっては好材料になったと言えるかも知れませんね?!
決勝ではその永井清史を叩き返す奮闘を見せた伊藤成紀は3日間を通して最も動きが光った一車!そもそも今回が4ヶ月ぶりの決勝というのも意外でしたが、直前の静岡F1でも復調間近を思わせる動きを見せていたので気配は確実に上向きの印象!最終日の敗者戦とはいえ番手に飛び付く競走でしぶといレースを見せた黒川茂高も今後の活躍が期待できるとみました(^^)


【A級戦】
優勝:皿屋 豊(三重111期) A級1・2班戦2場所目で初優勝
次走注目選手:廣田敦士、皿屋豊、滝本泰行

A級戦では勝ち上がり戦での気配が目立った3選手が決勝のワンツースリーでしたが、勝ったのは特進2場所目の新人・皿屋豊!勝負どころではインを突く廣田敦士を抑え込もうとした瞬間に滝本泰行が奇襲の単騎カマシを敢行!!これに自在派・安谷屋将志も続く流れで、普通なら焦りが出てもおかしくない流れ…それでも落ち着いた対応で3番手をキープすると最後は捲り追い込んでのVでした(^^)本人的には別線に翻弄されて思い描いたレースでは無かったはずですが、ギリギリの冷静さを保てた事が勝利に繋がった印象で、この"ギリギリの冷静さ"は経験が少ない新人でなかなか出来ることではありません?!今回の皿屋豊のVは、すでに4人がS級特進を決めたハイレベルの111期生の実戦力の高さを改めて証明したといえそうです(^^)
2着に敗れた廣田敦士も準決勝では一周23秒1という快速ラップを叩き出しており好気配をアピール!捲り主戦法のイメージが強い滝本泰行は持ち前の爆発力は光るものがありました?!決勝戦の内容・結果を見てもこの3人の実力が突出していたのは明らかで、今後もこの3人の動向には期待したいものです(^^)


【L級戦】
優勝:児玉碧衣(福岡108期) 今年2回目・通算39回目
次走注目選手:児玉碧衣、佐藤亜貴子

今回は当初から児玉碧衣vs山原さくらの二強の構図で、全勝対決だった決勝では両者のマッチレースにも期待していましたが、内容としてはワンサイドゲームで児玉碧衣の完勝!予選では見た目には両者とも圧勝劇で甲乙つけ難いものがあったのですが、2日間とも児玉碧衣のレースが1秒近く早いラップ(最終周回のタイム)が計時されており、決勝ではこの差がモロに出たといえるかも知れません?!直前の高松と同じようなパターンで後塵を浴びた山原さくらにとっては少々悔しさが残る敗戦でしたが、次の対戦では児玉の機先を制して主導権が取れるかどうかがカギになるでしょう(^^)
3番手以下の争いではコンスタントに結果を出せたのが小坂知子だけでしたが内容的には展開が向いた結果?!二強を除く伏兵陣の実力差は全く無かったと評価!その中では佐藤亜貴子が前回に続く決勝進出…まだ好調期には及ばないまでも今後の復調には期待が持てそうな印象で、しばらく注目してみたいと思います(^^)
記事:実況アナ 藤澤宏己
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