地元名古屋で静かに闘志を燃やしているのが藤井侑吾。今年は斡旋停止や体調不良もあって苦しんだ一年となったが、ここにきて本来の走りを取り戻している。前回の西武園ＦⅠは競輪祭組不在とはいえ初日特選から決勝まで３日間とも先行してオール２着。手応えをつかんだ。「久々に決勝に乗れましたからね。これが続くといい」。名古屋バンクは「良かったり悪かったり」だが「自分のレースをする」ときっぱり。来年はどんなメンバーでも優勝争いをしてほしい逸材。注目の３日間です。