名古屋けいりん 42#

ミッドナイト競輪

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中日スポーツコラム

今開催の振り返り 2月17日~19日/ミッドナイト競輪 楽天・Kドリームス杯(F2)

【A級戦】優勝:新田 康仁(静岡74期) ほぼ4年ぶり(2018年4月広島S級以来)、A級5回目(通算41回目)
【L級戦】優勝:吉川 美穂(和歌山120期) 通算3回目(伊東元旦シリーズ・本格デビュー後初Vに続き)
今後の注目選手...(A級戦)新田康仁、北野良栄、前川大輔、塚本貴雄(L級戦)加藤舞

今回はA級決勝を振り返り

決勝は特選組6人の再戦ながら、予選から内藤久文が勝ち上がった事で初日とはまた異なる様相に?!この好目標を活かせる地元・北野良栄には展開のアドバンテージが大きくなったものの、この地元勢を別線がどう攻略するかがレースのポイント!ここで存在感を示したのが実力者・新田康仁"策士"ぶりでした(^^)
勝敗を分けたのがスタート直後の駆引き!新田選手と北野選手がともにスタートで前にでたのですが、両者とも前受けは嫌った形で牽制状態に。もう一つのラインだった鈴木輝大率いる東京勢も前には出なかったので、車番有利の新田選手(1番車)に対して北野選手を押し出される格好になりました!
スタートの状況からも北野選手は前受けだけは避けたいという動きに見えたので、この段階で地元勢には何となく不穏なムードが漂いましたが、結果として地元の先鋒だった内藤選手にとっては少し難しいタイミングでの仕掛けを余儀なくされ、番手・北野選手にとってもかなりプレッシャーがかかる状況になったように感じました!
レースは赤板で東京勢が前に出る勢いを借りて打鐘前に新田選手に任された前川大輔が前に出る展開。そこでやや強引気味に内藤選手が叩きに行くものの前川選手から飛付き含みの応戦を受けて(新田選手のインタビューから、ここは番手狙いの動きだったようですね?!)、ここで地元勢がやや脚をロスするような形!今回がA級での決勝が3回目という内藤選手にとってはかなりのプレッシャーを受ける流れだったと思います。前川選手の切込みは阻んだ北野選手も最終B過ぎには内藤選手の勢いが無くなったと見たのか番手から出ていく形でしたが、3コーナーでタイミングの悪い仕掛けになったことでインコースが開いてしまい、最後はこのスキを新田選手に突かれてしまいました!!北野選手も最後は意地を見せて前川選手は抜かせず準Vでしたが、内藤選手の仕掛けの"ズレ"から自分のタイミングの"ズレ"にも繋がってしまいちょっと悔しさが残る一戦だったかも知れません。それだけに、展開有利と見られた地元勢に対して初手から"プレッシャー"を掛けた新田選手の動きは興味深く、さらに勝負を決めた直線でのコース取りには経験者らしい”勝負強さ"が光ったと言えますね(^^)
優勝インタビューでは"特進"でS級復帰を狙うと言ってのけた新田選手(^^)さすがに特進へのハードルは高いとは思いますが、こうしたセリフが出てくるというのはモチベーションの高さの証明と個人的には感じました?!近年はケガとの戦いも余儀なくされてきましたが、この戦闘意欲とレースで見せる"戦略家"の側面が噛み合えばまだまだ上位(もちろんS級の舞台)で活躍できるはず!これからの新田選手の奮闘にぜひご注目下さい(^^)

次回の名古屋競輪は当地初のモーニング開催、楽天・Kドリームス杯(F2)!そしてその後すぐに4年ぶりの当地G3戦・金鯱賞の開催も控えています!
次回のの名古屋モーニング競輪もぜひお楽しみ下さいm(__)m
記事:実況アナ 藤澤宏己
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