名古屋けいりん 42#

ミッドナイト競輪

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中日スポーツコラム

今開催の振り返り 2月6日~8日/ミッドナイト競輪 オッズパーク杯(F2)

【A級戦】優勝:野口 大誠(熊本105期) 通算20回目・A級15回目(前回松山に続き、今年2回目)
【チャレンジ戦】優勝:安藤 直希(京都17期) 通算3回目(先月四日市に続き、今年2回目)
今後の注目選手...(A級戦)野口大誠、吉堂将規、和田誠寿、川島勝(チャレンジ戦)安藤直希、有馬雄二、小松原正登

今回はA級戦の決勝を振り返ります!
優勝を決めたのは今回の競走得点最上位…いわゆるシリーズリーダーだった野口大誠。結果だけを見れば実績上位がそのまま力を示した事になりそうですが、そのレースの中身はなかなか興味深いものだったと思います(^^)
初日特選・準決勝では自力勝負で勝ち上がった野口選手。その脚勢はシリーズリーダーに相応しい圧倒的なもの(初日特選は上がり11秒2で今節の一番時計!!)でしたが、道中の位置取りでは後手後手に回ったりしてその内容はややスッキリしないところもあり、勝利者インタビューでも少し渋い表情を見せていたように感じました。ただ決勝では同県・松尾勇吾が同じく連勝で勝ち上がってきた事で、その松尾選手の動向が野口選手にとっても大きなポイントになりました!
野口選手と松尾選手の連携実績を調べてみると過去2戦はいずれも松尾選手が主導権を握れず、両者ともに白星に繋がらずという結果が続いていました。初連携だった昨年11月の小倉決勝では松尾選手が仕掛け遅れたのを見て野口選手がその上を先に捲ったものの先頭までは届かず2着、松尾選手がその後に続いて3着というレースもあり、今回3回目の連携で特に松尾選手にとっては相当の覚悟が必要になるだろうというのが個人的な戦前の見立てでした!
レースでは今回好調ぶりを示していた吉堂将規が先制したものの、打鐘から猛烈な勢いで叩き返した松尾選手が最終バックまで野口選手を先導連日捲りで勝負強いところを示していた松尾選手がこれだけの行きっぷりを見せたという事は、やはり過去2回の連携の中で考えるところがあったのかも知れません?!最終バックで単騎戦だった和田誠寿の先捲りが出たのを引き付けながら野口選手が番手から出て早め先頭…ここでその好位置に嵌っていた吉堂選手がかなり怖い存在になってきましたが、最後は半車身差で振り切り完勝!3度目の連携を実らせての勝利は今後に向けても大きな価値があったと思いますし、なんといっても野口選手はこれで6連勝!次回(2/25からの小倉ミッドナイト戦)でS級特進への挑戦権をゲットしたというところでも大きな意味がある一勝になりました(^^)

この一戦、野口選手の強さも際立ったものの、その背景には松尾選手の強い思いがあり、更にはバック先捲りで見せ場を作った和田選手、そして前々に動いて好位置確保の作戦で熊本勢を脅かした吉堂選手など伏兵選手の健闘があったところも見逃せないポイント!特に吉堂選手は予選で2着ながら好タイムの逃げを披露し、準決勝では別線の強硬策を往なして11秒4の中団捲りを決めるという器用な一面も発揮!決勝でも前々に動いたことが好位置に嵌った要因で、かなり状態が良さそうな印象?!こちらも次の戦いぶりには注目してみたいところです(^^)

次回の名古屋競輪は2月19日からの日中開催、楽天・Kドリームス杯(F2)です!次回もどうぞお楽しみにm(__)m
記事:実況アナ 藤澤宏己
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