名古屋けいりん 42#

ミッドナイト競輪

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中日スポーツコラム

今開催の振り返り 7月19日~21日/楽天・Kドリームス杯(F2)

【A級戦】優勝:井上 嵩(愛知97期) A級7回目・通算17回目(Vは2011年5月京王閣以来、ほぼ9年ぶり)
【チャレンジ戦】優勝:長屋 秀明(岐阜117期) デビュー初優勝
今後の注目選手...(A級戦)岩本和也、山口智弘、布居翼(チャレンジ戦)長屋秀明、貴志修己

今回の開催からはここ名古屋競輪場もお客様を迎えての本場開催が再開!!と言っても本場での観戦には様々な制限があるのも事実で、お客様にはまだまだご不便をおかけしなければならないのが正直なところかと思います?!今はまだまだコロナウイルスの脅威が去った状況では無く、これでも現状復帰にはまだ道半ばというところ。今後はコロナ対策を踏まえた上で、新しい本場での観戦スタイルを模索していく必要もあるのではないかと感じたこの3日間でした(^^)

肝心のレースの振り返りですが、ここではA級決勝をピックアップ!
今回は中部・近畿の2地区限定斡旋のシリーズ!特に特選組に地元・愛知勢が3人乗り合わせた事で、個人的にも密かに地元勢の活躍を期待していましたが、初日はラインとしては不発(山口智弘が切り替え2着で総崩れは免れましたが…?!)。これで少々暗雲が漂った地元の特選勢が準決勝で奮起…山口智弘・井上嵩・桜井雄太で準決3連勝という活躍を見せたのです!この3人が再び結集した決勝戦は、北陸勢との中部同士の戦いに?!その北陸勢も自力型が並び二段駆け可能の構成で、地元勢としても油断禁物の戦いでした。実際にレースは両ラインの主導権争いが激化したのですが、意地を見せたのが桜井雄太…前受けから北陸勢の先鋒・吉川希望を猛然と突っ張る奮闘!吉川も意地を見せて叩き切ったものの、すでに後方で仕掛ける態勢を整えた井上嵩が自力に切り替えバック捲り?!桜井が叩かれてもなお二番手で粘ったのも功を奏した形で、捲り切った井上嵩山口智弘の熾烈なV争いに!写真判定に持ち込まれた勝負微差で振り切った井上に軍配が上がりました(^^)
この勝負を分けたのはとにかく地元勢がそれぞれの役割分担をしっかりとこなした事でしょう!スタートで前を取り作戦をアシストした山口、先鋒として北陸勢の力を削いだ桜井、そして展開の中で上手く態勢を整えて二の矢を放った井上!この3人の"仕事"が全て噛み合った上でのあのゴール前の好勝負だったと思います!
優勝した井上といえば、元々はS1経験もあり将来が期待された素材でしたが、2015年後期のS級陥落から成績は急降下で近年はチャレンジ戦回りの時期も?!ただ近況は成績上昇が目に見えて顕著で、今年前半はS級点が狙えるところ(久々の90点台を確保!)まで上がってきました!今回のVは当然今後に向けても視界が広がる結果ですが、それ以上に"ライン"の力が大きかった事も忘れてはならないところ!!今回の戦いは今後の井上にとってターニングポイントの一つになるかも知れませんね(^^)

次回の名古屋競輪は中一日前検で7月24日からミッドナイト開催、WinTicket杯です!!次開催の熱戦にもぜひご期待下さい(^^)
記事:実況アナ 藤澤宏己
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