名古屋けいりん 42#

ミッドナイト競輪

文字サイズ

  • 文字サイズ
  • 標準
  • |
  • 拡大


ホーム > 中日スポーツコラム
中日スポーツコラム

今開催の振り返り 6月15日~18日/日刊スポーツ杯・e-SHINBUNカップ(F1)

【S級戦】優勝:川口 公太朗(岐阜98期) S級2回目・通算15回目(1年5ヶ月ぶり)
【A級戦】優勝:藤井 侑吾(愛知115期) A級[1・2班戦]2回目・通算8回目(地元・名古屋では初優勝)
【L級戦】優勝:柳原 真緒(福井114期) 今年3回目、通算13回目(当地2回目)
今後の注目選手...(S級戦)藤井栄二、中井俊亮、大石崇晴、高橋和也(A級戦)藤井侑吾、伊藤稔真、西浦仙哉、山本隼人(L級戦)亀川史華

梅雨入りからほぼ一週間で開催された今回の名古屋競輪でしたが、連日好天に恵まれた3日間…特に2日目以降は湿気も取れて快適な陽気!バンクコンディションはまさに絶好で、とにかくスピードが出る高速バンクの様相になりました!

個人的にピックアップしたいのはA級戦を制した新人・藤井侑吾!3月に9連勝でA級2班特進を決めて、ここまで1・2班戦での2戦はオール連対でV・準Vと文句ない戦歴!!ただこの2場所がミッドナイト開催…つまり7車立てのレース?!もちろんこの2場所の相手関係を考えれば上々の成績(宇都宮では準決勝で飯田憲司を完封!松阪決勝は同期・脇本勇希と僅差)ですが、今回はデビュー以来初の9車立てへの対応という課題に挑むシリーズでした。
初日・予選では主導権が握れず7番手からのバック捲り。最後は捕え切っての白星でしたが、道中の駆け引きで少し甘さも見えた一戦で、本人も安易に7番手に回されると苦戦するというのを実感したのでは?その反省もあったのか準決勝は積極的に駆けていったもののゴール前は粘りを欠いて3着。師匠・水谷良和との連係ということで緊張感もあったはずですが、ここではペース配分に課題を見せた印象でした?!
勝ち上がりの2戦を見る限り、やはり初の9車立てへの対応に課題を見せた印象でしたが、それでいて2日間確定板を確保できるのは逆に脚力自体が上がっていることの証明!経験を積んで要領さえ身に付ければ自ずと結果は出てきそうだというのが率直な印象でした(^^)
決勝は三分戦とはいえ主導権争いという意味で当面の相手は特選組の伊藤稔真だけ!もちろん簡単に勝てる相手でないのは間違いなかったのですが、師匠を含めて地元勢4人という数的優位は心理的にかなり心強かったのではないでしょうか?道中の駆け引きでも相手を翻弄!マイペースの先行に持ち込めたのが勝因だったのは間違いないのですが、ゴール前では師匠との熾烈な競り合い(しかも一瞬、体をぶつけ合うほどの激しい追い比べ!)で、ゴール前ではハンドルを投げるわずかなタイミングの差で師匠を振り切る価値あるVゴールでした!
ちなみに水谷良和は来期S級1班!この追込みを振り切れたのは展開のアヤを差し引いても強調材料で、この点からも確実に力を付けているのは明らか?!何といっても115期のゴールデンキャッパーで素材は一級品だけに、貴重な愛知の若手機動型としてもこれからの活躍が待たれる存在...今回初の9車立てを経験した事で、また今後の更なる成長が楽しみになってきました(^^)

来月の名古屋競輪はミッドナイト2開催を含む3節開催…次回、7月9日からからのミッドナイト開催、楽天・Kドリームス杯にご期待ください!!(^^)
記事:実況アナ 藤澤宏己
Copyright (C) NAGOYA KEIRIN