名古屋けいりん 42#

ミッドナイト競輪

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中日スポーツコラム

今開催の振り返り 5月8日~10日/中京スポーツ杯・サテライト一宮カップ・CTCカップ(F1)

【S級戦】優勝:寺崎 浩平(福井117期) S級3回目・通算9回目(デビュー戦から9場所連続)
【A級戦】優勝:山口 貴弘(佐賀92期) 今年4回目、A級13回目・通算18回目
今後の注目選手...(S級戦)寺崎浩平、川口聖二、上田尭弥、掛水泰範、舛井幹雄(A級戦)山口貴弘、瓜生崇智、脇本勇希、伊藤歩登

4月の開催が中止になったため、今開催は当地1ヶ月遅れの新年度開幕戦という事になりました!もちろん今回もコロナウイルス感染への対策という事で無観客での開催でしたが、前回よりも一段厳しい管理体制の下で無事に開催を迎える事ができました!個人的に今は無事に開催を終えた事でホッとしたというのが正直な感想です(^^)

今回は本来G1戦の裏開催という事でメンバー的にはやや小粒(S級1班が7人だけで、特選組にはS級2班が2人繰り上がっていました!)でしたが、寺崎浩平の追加参戦でイッキに注目度が高まったのは言うまでもありません!寺崎といえば3月の当地年度最終戦でデビュー18連勝を決めたばかり!!デビュー以来初めて同じバンクを2回走るのがここ名古屋になるのも何かの因縁なのかとも感じます?!
すでにS級戦で2連覇しているだけに今回V候補筆頭的な扱いになるのは当然でしたが、3日間の走りを見ているとさすがに自信がみなぎっているというか、相手の動きに翻弄されない駆け引きの上手さも出てきた印象もあります。決勝は川口聖二(こちらも今回好調を示した一車!間違いなく決勝を盛り上げた役者の一人でした)との二分戦でしたが、単騎勢の予測しづらい動きにもキッチリと対処しながら自分のタイミングを測った捲りを決めており、ゴール前の着差以上の完勝だったといっていいと思います(^^)

ちなみにこのレースのラスト一周が22秒7!ここから計算すると…
・逃げた川口聖二がほぼ2車身差の4着…川口の個人ラップは22.7+0.2=22.9
 上がり11.7なので最終周回ホームからバックは11.2のペース
・寺崎浩平の最終ホームの位置は映像から川口から8車身くらいと想定!
 ここから寺崎の個人ラップは22.7-0.8=21.9と推定
 上がり10.8なので最終周回ホームからバックは11.1のペース
この辺りの数字を見ても寺崎の強さがはっきりと解ると思います(寺崎と川口で1秒のラップタイムの差があり、これは計算上10車身差でも届く可能性を示す!)が、逃げた川口の勢いも決して悪くなかったというのもお分かりいただけるのでは?見ていた人の中では松岡篤哉が番手捲りしなかったことに疑問も持った方もいるようですが、この行き脚で番手捲りする必要はないはず!逆に番手捲りを決行していれば松岡自身の上がりタイムは落ちるはずなので、松岡自身が連に絡んでいた可能性はかなり低かったと思います。敗れたとはいえ、私は中部勢の健闘も称えられてしかるべきレースだったと思いますし、それを力で撃破した寺崎の実力は正当に評価すべきだと感じました(^^)

ちなみにA級戦で優勝した山口貴弘(今回は初日落車の不運を乗り越えてのV)といえば、3月当地で寺崎浩平の圧勝劇の陰で4角ほぼ最後方から強烈な伸びを見せての準V…寺崎がいなければVしていたはずの選手!この2人がこの舞台でアベックVを決めるというのも今回を象徴するちょっとしたドラマでしたね(^^)

次回は5月24日から、名古屋では今年度初のミッドナイト開催となるF2・WinTicket杯の予定です!!次回もぜひお楽しみに~(^^)
記事:実況アナ 藤澤宏己
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