名古屋けいりん 42#

ミッドナイト競輪

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中日スポーツコラム

今開催の振り返り 3月23日~25日/中日スポーツ杯・中部競輪カップ(F1)

【S級戦】優勝:杉森 輝大(茨城103期) S級9回目、1年ぶり(昨年3月大宮F1以来)
【A級戦】優勝:寺崎 浩平(福井117期) A級[1・2班戦]3回目、デビュー18連勝でS級特進
【L級戦】優勝:細田 愛未(埼玉108期) 通算20回目、今年2回目(完全Vは7ヶ月ぶり)
今後の注目選手...(S級戦)朝倉智仁、三谷竜生、近藤隆司、堀政美(A級戦)寺崎浩平、山口貴弘(L級戦)鈴木奈央、篠崎新純

今年度の最終戦となった3月開催の名古屋競輪F1戦は、コロナウイルス感染への対策という事で無観客での開催となりました。現時点でなかなか兆しが見えない状況ですが、とにかく一刻も早く事態が収拾して、再び歓声の中でのレースが楽しめる日が来る事を願って止みません!どうかご理解の程、よろしくお願いしますm(__)m

さて、今開催はG1争覇級の実力者・三谷竜生の参戦が注目されたシリーズ(Vは逃すも初日特選での逃げ切りなど実力の片鱗は示していました!)でしたが、それ以上の注目を集めたのがA級戦で追加参戦の117期・寺崎浩平!!昨年末に新制度初の養成所早期卒業を果たし、1月のデビュー以来土つかずの15連勝。今回は96期・深谷知広以来のデビュー18連勝でのS級特進という快挙が懸かるシリーズでしたが、まさに飛び級ルーキーの看板に恥じないパフォーマンスで堂々の18連勝達成文句なしのS級特進を決めてみせました(^^)
もちろん決勝戦で魅せた9番手からの捲り返しは圧巻!そのインパクトは強烈なものがありましたが、個人的には準決勝で見せたスピードこそこの選手の真価とみています!何と言ってもそのレースでの最終周回の個人ラップが21秒台…ホーム~バック間では10秒8(推定)というスピードで、これはS級戦でもなかなかお目にかかれないラップタイム?!決勝では単騎戦のハンデもあり、多少のリスクは念頭に置いて実況に臨みましたが、そんな一抹の不安すらあっさり吹き飛ばす快勝劇…ずっと最後方に構えても落ち着き払った取り口には度胸の良さも垣間見えるところがありますね(^^)
もちろんA級2班昇格以降は明らかに勝ちに拘ったような競走スタイルで勝ち星を重ねた故に、周囲からの雑音も多かったように思われますが、そもそも新しい特例(養成所の早期卒業制度)でのプロ入りということだけでも過剰な注目・期待を集める立場!!どうしても結果が出せなければその制度の意義にすら疑問が出てくる可能性もある訳で、その意味ではこの選手にかかるプレッシャーは相当なものがあったはず?!そんな中でデビュー18連勝という"目標"を自らに課して、それをやってのけた事自体を大きく評価すべきではないかと私は考えます(^^)当然、本当に真価が問われるのは強豪・個性派が手ぐすねを引いて待ち構えるS級の舞台!今後の寺崎浩平の活躍には大いに注目したいものですね(^O^)

ちなみにそのA級決勝、もう一人忘れてはいけないのが4角ほぼ最後方という展開で2着に届いた山口貴弘!初日特選も最終バックで捲った時に前が壁になる厳しい展開でも立て直して3着にまとめるような走りがあり、本来ならこの人が優勝していてもおかしくなかったはず!今回は相手が悪かったものの、近況の安定した戦歴にしっかりとした裏付けがあるようで、今後も目が離せない存在といえそうですね(^^)

次回は4月8日からの予定でF1・ガールズ開催、中日スポーツ杯・中部競輪カップ!!次回・新年度開幕戦の名古屋競輪にぜひご期待下さい(^^)
記事:実況アナ 藤澤宏己
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